| 広島県山県郡戸河内町 | 十 方 山 | (1,318.9m)・・・・・・・ |
| (内黒峠コース〜シシガ谷コース) | ||
| Part3 |
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| 吉和冠山からの十方山展望 |
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| ・ | 今日は十方山に内黒峠から登ってシシガ谷に下り二軒小屋に至るコースをたどる。山の好きな人なら一度は登って見たい内黒峠コースであろう。 峠から十方山までのスカイラインはアップダウンが多く、変化に富んだコースであり春の新緑や秋の紅葉の時期も面白いだろう。 登山口へは戸河内町の明神橋を渡り、二軒小屋まで続いている県道を内黒峠まで登るとそこに登山口がある。 内黒峠から十方山山頂 県道の峠の南側には内黒山登山口、そして北側には広島県の登山の草分けとして有名な加藤武三氏の碑があり、ここが十方山の登山口なのですぐ分かる。 この碑の右側についた登山道にはいると直ぐに登りとなってブナ林の中の道となる。ここからしばらくは樹林のなかで展望はない。次第にブナは少なくなり雑木林に変わってくる。林床にはユキザサやチゴユリが多く可愛らしい。 最初の小ピークは平坦な樹林の中のピークで一旦下って登り返すと第二の1,186mピークに到着する。 途中、初めて左側の山並みの展望が一部で開け、やっと木間から遠くを望むことができる。しばらく行くとこんどは左側に山麓にスキー場を抱いた恐羅漢山の眺めも目にはいる。 第二のピークの下りからは再び恐羅漢山の展望を目にすることができ、前方遠くには彦八の頭も望める。 雑木林の中を大きく最低鞍部まで下ると水場があってちょろちょろ水が流れている。再び次のピークに登っていくと小ピークを経て彦八の頭に到着する。ブナの混じった樹林の中で展望は全くない。 ここから大きくカサゴヤキビレまで下る。途中前方から左手の展望が開けて丸子頭から緩やかな傾斜をもって大きく広がった山の斜面はなかなか素晴らしい眺めである。 鞍部のカサゴヤノキビレが近づくにつれてブナの巨木も多く見られるようになり、やがてブナに覆われたカサゴヤキビレに着くが、あまり鞍部らしくないので注意していないと見逃すかもしれない。 少し登るとスギの植林の中となり右手に道が分岐している。案内板もありこれが最近出来た二軒小屋に下る道である。 再び雑木林が続き小ピークを越えて、さらに登るとブナ林のなかのピークに着くとここが丸子頭だ。 三角点は少し西に外れたササの中にあるので探しに行ってみるがあまりにササが被って見つけることができなかった。 ここからは緩やかな傾斜のササ床の灌木帯が続く稜線となる。サラサドウダンやカマツカなどが丁度満開で目を楽しませてくれる。 少し下って登り返し三ツ倉に向かうと、ササの生い茂った山肌の向こうに樹林で覆われた前三ツ倉がはっきりと眺められるようになる。 そして振り返るとなんと、北側に芸北の山々が一望できる素晴らしい眺めを見ることができる。深入山から臥龍山・砥石郷山・恐羅漢山等がはっきりと見渡すことができるこのルート最大の展望台だ。 これを過ぎるとふたたび雑木林の中に入り前三ツ倉のピークに登る。ここもどこが山頂かよく分からない内に通り過ぎて、少し進むと左から道が合流している。これが那須からの登山道であるがあまり歩かれていないので最近は大分ヤブ化していることだろう。 中三ツ倉を越えて、さらに次の奥三ツ倉を越えると鞍部の論所である。水を取るために昔人工的に溝が掘られたのであろう。この溝をまたいで渡り、ブナ林に入ると登山道沿いを小さな沢に綺麗な水が流れている。 この沢を渡って雑木林を登っていくと前方が開け十方山の山頂に到着する。 結構たくさんの登山者が思い思いに食事をしたり、昼寝をしたりして休んでいた。 今日は山頂からの展望も最高に素晴らしく360度の眺めをしっかりと楽しむことができた。 |
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| 登山口には加藤氏の石碑が | すぐにブナ林にはいる | |
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| 登山道沿いにはミズナラの巨木も | ササ床のブナ林を行く | |
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| 突然、左手南東側の山並みが望める | ||
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| さらに進んでピークを越えると左手に恐羅漢山が目に入る | ||
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| 最初の小ピークと次のピーク鞍部の登りから振り返ると小ピークが | そして次の1186mピークは雑木のなか | |
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| 前方に彦八の頭を見ながらピークを下る | ||
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| 鞍部に来ると水場がある | 何の変哲もない彦八の頭ピーク | |
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| 彦八の頭の下りから丸子頭展望 | ||
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| そして左に目を向けると広がった山裾が一望できるなかなか美しい所 | ||
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| カサゴヤキビレが近づくにつれ大きなブナ林が続く | カサゴヤキビレはブナ林の中 | |
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| 二軒小屋への下り道分岐(左二軒小屋への案内板あり) | 丸子頭からの登りは雑木林 | |
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| 丸子頭への登山道沿いのミズナラ | 丸子頭山頂もブナ林の中 | |
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| 丸子頭からの雑木林の下山道 | 前三ツ倉との鞍部付近の登山道雑木林 | |
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| ササ原の向こうに前三ツ倉が迫る | ||
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| 前三ツ倉登山道から北側展望(右から、大箒山・深入山・臥龍山・掛頭山・大佐山・高岳・聖山・砥石郷山など) |
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| 前三ツ倉登山道から北西展望(恐羅漢山) |
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| 前三ツ倉への登りから振り返ると灌木帯の雑木が広がる | 中三ツ倉への途中左側に那須からの登山道が合流 | |
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| 中三ツ倉付近の雑木林 | 奥三ツ倉付近の雑木林 | |
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| 論所(人工的に深い溝をつくり水を流している) | 奥三ツ倉から山頂へのブナの混じった雑木林の沢を渡る | |
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| やっとこさ山頂に出る | 十方山山頂 |
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| 山頂から西側展望(右から丸子頭・恐羅漢山・五里山・安蔵寺山・広高山・寂地山・吉和冠山など) |
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| 山頂から西側展望(右から広高山・寂地山・吉和冠山・鬼ケ城山・羅漢山・女鹿平山・大峰山・・日の平山・湯来冠山・立岩山・東郷山・市間山・天上山など) |
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| 山頂から西側展望(大峰山・日の平山・湯来冠山・立岩山・東郷山・市間山・天上山など) |
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| 山頂から丸子頭展望 |
| ・ | 十方山頂から二軒小屋へ下山 遅い昼食を済ませて十分に展望を堪能したところで下山をすることとした。 下山コースは久しぶりにシシガ谷を通って十方林道に下る。 すぐに雑木林に入って、しばらく下ると湿地に着く。今の時期は何も花は咲いていない。バイケソウがまだ固いつぼみをつけていた。 この辺りからスギの植林の中の道となり、小さな岩の多いガレた道に変わり歩き難い。雨後の状態がそのまま続いているようなぬかるんだ所も多く、以前歩いた時より一段と荒れてきているように感じた。そして、周りにはあまり見るべきものもなく、全く面白くない道に変身していた。 沢が登山道沿いに現れて澄んだ流れを見ていると何かホッとした気分となる。 沢のほとりの岩を過ぎると道は平坦な道に変わり一変して歩き易くなる。しばらく沢の左岸に沿って下って行くとやがて十方林道の水越峠下の登山口に到着する。 ここから二軒小屋までは林道を下って行けば良いのであるが、最近話題のこの林道もこのところ益々荒れてきて石ころも多くて滑り易く要注意だ。 長い林道歩きを終えて民家が見えるとやがて二軒小屋の駐車場に到着する。 今日はシシガ谷を下ったがこのルートは簡単に山頂に立つには良いかも知れないが、道は荒れ放題で周りの自然も全く面白味もないコースであった。 これだと、やはり瀬戸谷ルートを下るか、内黒峠ルートを戻った方がまだ楽しいのではないかと思った。 |
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| 山頂からシシガ谷下山口 | 湿地 | |
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| 岩の多い道となる | 以前に比べガレて荒れてしまった下山道 | |
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| 沢沿いに出る | 沢のほとりを下る |
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| 沢から離れると緩やかな歩き易い道となる | シシガ谷コース十方林道登山口 | |
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| 十方林道を二軒小屋に下る | 二軒小屋の十方林道取付に到着 |
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[ルート&タイム] 内黒峠登山口(990m) ↓1:05 彦八の頭(1,151.9m) ↓0:30 カサゴヤキビレ(1,055m) ↓0:05 二軒小屋分岐(1,075m) ↓0:28 丸子頭(1,236.3m) ↓0:24 前三ツ倉(1,312mm) ↓0:10 那須分岐(1,300m) ↓0:30 論所(1,275m) ↓0:15 十方山山頂(1,318.9m) ↓1:10 十方林道登山口(960m) ↓0:50 二軒小屋(800m) (注)標高・所要時間は概略参考 GPSトラックを記載 |
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| この山の花々 |
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| ヤマボウシ | ユキザサ | |
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| チゴユリ | ミヤマガマズミ | |
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| ツリバナ | メギ | |
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| ナナカマド | ||
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| カマツカ | サワフタギ | |
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| サラサドウダン | ||
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| ツクバネソウ | ルイヨウショウマ | |
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| ギンリョウソウ | ホウチャクソウ | |
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| ヤブデマリ | ヤマブドウ | |
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| ヤグルマソウ | ||
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| ギンラン | ニワトコ | |
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| ヒメレンゲ | タチシオデ | |
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| ミズキ | ツルアジサイ | |
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| コケイラン | コマユミ | |
| 2004. 5.23 |