| 広島県戸河内町 | 大箒山 | (1,13.3m) |
| 2003. 4.25 |
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| 下山道からの大箒山山頂展望 |
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今にも雨が降りそうな空模様。今日は加計町と戸河内町にまたがり、熊の生息域としても名をはせている大箒山に登る。 登山ルートは加計町の杉泊からを予定としていたが天気が雨の予報と同行のメンバーを考えて、急遽温井ダムを西に少し入った大箒林道入口からに変更して歩き始める。 しばらく新緑に覆われた木々を見ながら林道を歩き、前方遙か前方に大箒山への稜線が見え始めたところで林道右斜面についた細い山道に取り付く。 雑木林に覆われた中を進んで支尾根の右斜面を登って行くのただが倒木が多くて難渋しながら進む。植林に入るとますます道は不明瞭になり倒木の連続で前進を阻まれる。この道もどうやら最近はあまり人が歩いていないようである。 仕方がないのでついに道を外れて歩き易いところを選んで登っていくと、エ〜ッ!、いつの間にかどこから続いているのか新しい林道がこの上についているではないか。 一旦その林道に出て、少し先で先程歩いた登山道が林道に上がっているところに着く。そして林道をそのまま横切って左斜面に道がついており再びここから山道に取り付く。 丁度右側が植林、左側が自然林の自然林側に入ったところに踏み跡はあり、美しい新緑を満喫しながら登って行く。 右の植林が切れる頃、次第に周りの樹林はガスに覆われ始めて木々の眺めはなかなかいい雰囲気の景観となる。踏み跡は次第に薄くなってくるが分からないようなことはない。 そのうち稜線に到着し、ここからは尾根に沿って左に道をとる。丁度大箒山から谷を隔てた東側の稜線の北端であり、杉泊から登るとこの稜線を南から登ることになる。 ササ床の中にブナ・ミズナラ等の新緑の木々が美しい。尾根に沿って踏み跡らしき中を南東に進んだ後、やや右方向の南側にターンして進む。ブナの大木にはクマさんの爪の跡や引っ掻き傷の跡も見られる。 右手遙かに木間から谷の向こうに大箒山が望める辺りに、誰がつくったのか古びて字も読み取り難い案内板のあるところを大箒山側に向けて右(西)に折れる。そのまま真っ直ぐ行くと杉泊からの稜線ルートだがササ床に踏み跡はほとんどない。ここから大箒山には一旦鞍部の源流部の谷まで下って登り返さなくてはならない。 急なササ床の下りもササ床の樹林に囲まれ新緑を楽しみながら進む。どんどん下ると前方に湿地が見えてくる。 ここが鞍部でこの部分だけ開けて広い湿地となったまるで桃源郷のような、なかなか美しい所である。 この北側を通ってやや登り加減に樹林の中を進むと峠のような両側から山の斜面の迫ったところに出て踏み跡は更に真っ直ぐ続いているが、これを行くとどこへ出るのであろうか知る由もない。 ここは、この峠から左の斜面の薄い踏み跡に取り付いて真っ直ぐ登って行くと大箒山頂である。 急な坂道が続くが、緑の木々が励ましてくれるので、そんなにしんどさは感じない。木枝を払いながら登ると一旦緩やか道となった後、再び急な斜面に変わりこれを登って行くとあっけなくあまり広いとは言えない山頂に到着。山頂広場から今来た道を振り返るとどこから登ったのかもよく分からないくらい道ははっきりしていない。 二等三角点が鎮座し、誰がつけたのかプレートが2枚。山頂は木々に囲まれて展望はないが、北側はやや開けて木の葉のない時期だと眺望も少しは見られるものと思われる。 ここまでの道中、オトコヨウゾメ・ミヤマガマズミ等の白い花か随分多かった。サルメンエビネも結構見られたし、新緑もさることながら花もまずまず楽しむことができた。 |
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| 林道大箒仙入口から歩き始める | 大箒林道 | |
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| 林道前方に大箒山東側の稜線が望める | ||
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| 林道からの登山道取り付き | 登山道は倒木が多く歩き難い | |
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| 一旦新しい林道に出て再び尾根に取り付く | 自然林と植林の境の踏み跡を登る | |
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| 次第に周りの樹林はガスに覆われる | ||
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| ササ床の踏み跡を登る | ブナ・ミズナラの樹林帯を登ると稜線 | |
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| 稜線に着くと南の踏み跡に道をとる | ササ床の薄い踏み跡を南西にたどる | |
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| 古いプレートの所を右に折れて西に | 一旦鞍部に下るがササは薄く歩き易い | |
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| 鞍部には湿地があり美しい桃源郷 | ||
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| 湿地を過ぎると平坦なササ床の樹林が続く | 鞍部北側の樹林帯 | |
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| 小さな峠で古いプレートのある左の斜面に取り付く | 樹林の中の坂道を登る | |
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| 登山道の周りは二次林だが所々にブナの大木も | ||
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| 山頂手前の最後の一踏ん張り | 大箒山頂北側 | |
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| 二等三角点 | 大箒山頂南側にはプレートが2枚 | |
昼食後、下山は大箒山の尾根に沿って西南側に向かう。 昔はこの尾根にも道があったようであるが、今は木々も伸びてまさにヤブ状態。尾根を外さないように歩き易いところを枝をかき分けながら進む。 途中右手前方に深入山・臥龍山等も望める。さらに少し進んで振り返ると大箒山の山頂もよく見えるところがある。 行けども行けどもヤブの中。だけど所々に古いテープがあるところを見るとこんな踏み跡もないヤブの中を登った人もいるのだと感心する。 到底1人だと来る気がしないところであるが、複数の人達と来たので心強い。 あっちだこっちだと言いながら周りの地形と地図と磁石がフル稼働。 一旦下って次のピークを越えると少し歩き易くなった。最後のピークのある手前を左の支尾根に道をとり、南側の林道に下りればよいので、それなりに道を選びながら尾根から右の谷筋に入りそのまま下ると、やっと前方に沢と林道が見えホッとする。 途中オトコヨウゾメ・ガマズミ・キバナツクバネウツギ・ウラジロノキ・ヤマツツジ・スノキ・ツリバナ、その他にもたくさんの花が咲いていた。幼木はトゲの大きなオオウラジロノキも何本も見られたが写真どころではない。 林道も下山した所からまだ3kmはある。周りは相変わらず森林浴満点で退屈しない。 松原林道入口を右に曲がると国道191号線はもうすぐそこだ。しばらくで松原の集落のある国道に出る。 雨は大箒山林道を歩き始めてしばらく落ちたが、幸い途中は雨も降らず、松原林道に下ったと思ったら再び雨が降り出した。天気予報とは裏腹に、雨を覚悟していただけに今日は天気も我々に味方してくれた山登りであった。 |
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| 山頂を出るとすぐにヤブとなる | 一旦鞍部に向けてヤブ尾根を下る | |
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| 下山道尾根からの山頂展望 | ||
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| 下れど下れどヤブの中 | 所々でヤブもひどくなる | |
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| 尾根道から西側に深入山・向山等の展望 | ||
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| 一旦下って再び雑木のヤブ尾根を登る | 支尾根は林床のササも薄くなり歩き易い | |
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| 最後に谷筋を下る | 沢沿いの下山箇所 | |
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| 松原林道 | 松原林道入口 | |
ルート&時間 大箒林道入口(500m) ↓0:20 林道山道取付(585m) ↓0:40 倒木多し 上部林道(680m) ↓0:03 上部林道取付(690m) ↓0:30 薄い踏み跡 大箒山東稜線(930m) ↓0:10 薄い踏み跡 稜線分岐(935m) ↓0:15 薄い踏み跡 鞍部湿原(885m) ↓0:08 薄い踏み跡 大箒山分岐(910m) ↓0:25 薄い踏み跡 大箒山頂(910m) ↓1:45 ヤブ踏み跡なし 松原林道(705m) ↓0:40 松原林道入口(670m) ↓0:03 松原国道191号線(655m) (注)時間と標高は参考値 |
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| オトコヨウゾメ | ミヤマガマズミ | |
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| サルメンエビネ | ||
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| ギンリョウソウ | ツリバナ | |
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| サラサドウダン | ウスノキ | |
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| ヤマツツジ | キバナツクハルネウツギの蕾 | |
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| サワフタギ | ヤマボウシ | |
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| ヤドリギ | ウラジロノキ | |
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| コケイラン | ||
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| フタリシズカ | オオバアサガラ | |
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| サイハイランの蕾 | ||
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| ブナの実 | ミズキ | |