広島県吉和村  吉和冠山 1,252.7m
   −YOSIWA KANMURIYAMA−


2001.3.10

2.3日前降った大雪後足を踏み入れた最初の登山者だったのはよいが、新雪のラッセルにくたびれ途中リタイアを余儀なくされる

吉和の町からはかすかに山頂が望める

Walking Report

[RUTE & TIME]  [REPORT] 

  (高度は参考値)

 潮原登山口(260m)
  ↓ 0:20
 山道登山口(449.2m)
  ↓ 0:55
 おおたき(350m)
  ↓ 0:30
 沢横断(426m)
  ↓ 0:40
 国体コース分岐(490m)
  ↓ 0:15
 尾根上(441.5m)
  ↓ 0:10
 国体コース分岐(480m)
  ↓ 0:20
 沢横断(426m)
  ↓ 0:20
 おおたき(449.2m)
  ↓ 0:22
 山道登山口(350m)
  ↓ 0:09
 潮原登山口(426m)

 時間は観察しながらの参考

広島でも3月7日から降り続いた雪は冠山でも相当降ったようだ。どうなることやらと気をもみながらの出発。
土曜日なので他に登山者もいるだろうかと勝手に予想しつつ、潮原登山口まできてみると今日通ったと思える数人の踏み跡がある。
これなら幾分楽だぞ!・・・と思いつつ、登山道に足を踏み入れたがどうも足巾の感覚が合わない。
林道終点の登山口の橋をわたり沢沿いの道は思いの他雪は深い。植林された杉に着いた雪が次々と頭に降り注ぐ。踏み跡をたどり順調におおたきの分岐に到着。沢を渡り左に折れるが先行者は危なっかしいところをわたっているので、正規の道に歩き直す。。
おおたきで沢を渡ったとたん上から6人の登山者が降りてきた。なんだか雪が深くてラッセルが大変なのでここから少し登ったところであきらめて下ることとしたそうだ。他に人は登った様子はないかと聞いて見たが「ノー」とのこと。こりゃ大変だ・・・。

おおたきから10数分登ったところで先行者の足跡が消えていた。その先は真っ白な雪の原。
踏み跡のおかげでここまではどうにかわかんも着けずにきたが、ここからは必需品。
わかんを着けても新雪のため思ったより埋まる。しかし、これより先は誰もいないひとり旅。何もない雪原に足跡をつけていくのも気分がよい。
空は少し暗くなって時々雪も降るが寒さは全く感じない。
左に並行していた沢を渡る場所は赤テープがたよりだ。雪も深く急な登りとなって進むスピードもおちてくる。
ここの雪の下には、春はここでルイヨウボタンが、あそこにヤブレガサの群落が・・・等思いながらのラッセル。
わかんをはいても膝まで雪に埋まる。一馬力のラッセル車では山頂までなんて持ちそうもない。
仕方がない。思いの外時間もかかってしまった。残念ながら今日は目標を変更して、冠山の山頂が望めるピークまででリタイヤすることとした。
雪を被った冠山の山頂周辺には少しガスがかかっているが、見慣れた山とはいえなかなか素晴らしい眺めである。・・・ということで、なんとか最低限の目標は達成した。

午後1時過ぎの少し遅い昼食の後下山開始。
一度歩いた下りはペースも進む。が・・・せっかくだからまわりの景色を楽しみながらおりよう。
夏場の景色とは全く違い、まわりの山の様子もよく見える。
この銀世界を一人占めした気分はまた爽快。最終目標は果たせなかったが満足の一日だったよ。





 Photo Report 

登山道標識 潮原登山口案内板 潮原林道登山口
林道終点登山口 国体コース分岐橋 一旦沢を左側に渡る
沢沿い杉の植林内の登山道 登山道べりの沢は雪で覆われている おおたきの三叉路で沢を左に渡る
雑木林の登山路 雑木林から沢を渡るがテープが目印 急斜面の続く樹林帯も展望はよい
最も積雪の多かったブナ・ミズナラの林 国体コース分岐標識 尾根の杉林も雪の冠
冠山山頂はややガスっている
冠山斜面の原生林 クルソン仏岩 クルソン仏岩方面展望



 Tree Report 

今日は登る方につい気がいってしまい、いつものように落ち着いて観察に集中できなかった。  
植林された杉の林以外はまる裸の木々たち。クルソン谷にはいるとブナ・トチ・キハダ等が多い。



Obje
沢沿いの小さな滝が凍り付いて大きなツララをつくっていた。 長さは4〜5mはあろうか。
小さなツララはいくつもあったが、これはちょつとした氷の創ったオブジェ
雪の斜面をころがり落ちてくる雪だるま。草刈機で草を刈って丸めていったものと同じ。大きなものは1mくらいで傾斜のある雪原に無数転がっている。小さな雪の固まりが転がり落ちる間に次第に大きくなってくるのである・・・自然は面白い!


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